こもりうた動画はこちら
youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ
六甲おろしは、1936年から歌われている
阪神タイガースの球団歌です。
作詞は佐藤惣之助さん、
作曲は古関裕而さんです。
現存する歌では最古のプロ野球応援歌です!
野球をあまり知らない人でも
一度は聞いたことがありそうな有名な曲ですね。
そもそも六甲おろしって何?
→楽譜をさがす
六甲おろしの歌詞、
昭和初期に作られただけあって
少し言葉が難解な部分もあります。
言葉の意味を調べてみました!
六甲おろしとは?
兵庫県、神戸市の北西にまたがる【六甲山】。
そこから冬になると吹きおりてくる
冷たい風が【颪・おろし】。
この風が歌のテーマ、というわけではなく
歌詞の最初のフレーズだから
通称「六甲おろし」と呼ばれているようです。
ちなみに歌の正式名称は
「阪神タイガースの歌」といいます。
日輪(にちりん)
太陽のこと。
覇気(はき)
1.あふれるばかりの意気。意気ごみ。
2.覇者になろうとする意気。野心。
溌剌(はつらつ)
元気のよいさま。 いきいきとしているさま。
起(た)つ
決意して事を起こす。奮起する。
衝(つ)く
弱い所、急所などを鋭く指摘したり攻めたりする。
幾千度(いくちたび)
非常に多くの回数。何千回。
(「阪神タイガースの歌」作詞・佐藤惣之助より引用)
歌詞全体の意味を解説!
1.六甲おろしの吹く中をさわやかに勇ましく、
青い空に光り輝く太陽のように
青春の美しい野心を燃やす
輝く我がチームの名は 阪神タイガース
2.闘う心もみなぎって 奮起するのは今
熱い血はもはや 敵の急所を攻めている
獣王の意気ごみを 高らかに発する
無敵の我らは 阪神タイガース
3.たくましい腕で 何千回もどんどん打つ
きたえて 甲子園にやってきた
勝利に燃える 名誉の冠をもらうのは
輝く我らだ 阪神タイガース
選手も力がみなぎりそう!!
赤ちゃんが泣き止む曲!?
関西では「六甲おろしで赤ちゃんが泣き止む」と
言われているらしいです。
TVでも昔「ひみつの嵐ちゃん」という
TBS系列の嵐の番組でやっていたとか。
赤ちゃんを預かった相葉くんと二宮くんが
何をしても泣き止まない赤ちゃんに
「六甲おろし」を聞かせたら
すぐにご機嫌になったそうです♪
一度試してみる価値ありですね!!