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youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ
「赤鼻のトナカイ」は、
1948年にジョニー・マークスによって作曲された
クリスマスソングです。
日本では「まっかなおはなの トナカイさんは〜」で
よく知られていますね。
この歌に関するトリビアを集めてみました!
(「赤鼻のトナカイ」作詞・新田宣夫より引用)
1,「赤鼻のトナカイ」はなぜ鼻が赤いの?
普通のトナカイって鼻は赤くないですよね。
鼻が赤い種類のトナカイもいるのかな…?
実は、トナカイは鼻が赤くなる時があるのです。
鼻の粘膜に毛細血管がたくさんあるので
充血すると鼻が赤く見えることがあるようです。
もしかしたら、作者はその様子を見て
この物語を思いついたのかもしれませんね。
2,名前のついたトナカイは主役だけじゃない⁉
赤鼻のトナカイの名前は「ルドルフ」。
聞いたことありませんか?
これは歌の元になった物語の主役の名前です。
しかし周りでからかっているトナカイたちにも
名前があるのを知っていますか?
8頭いて、
ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、
ドンダー(ドンナー)、ブリッツェン、キューピッド、コメット
という名前らしいです!
英語の歌詞の最初に歌われることもあります。
3,クリスマスのトナカイは全員〇〇?
サンタさんのそりをひくトナカイって
立派なツノが生えているイメージですよね。
実は冬にツノがあるトナカイは
全員メスなんです。
トナカイのツノは毎年生え変わり、
オスは春に生えて秋に抜け落ち
メスは秋に映えて春に抜け落ちるのです。
4,「赤鼻のトナカイ」の歌詞に2番はあるの?
英語の歌詞は2番まであるこの歌、
日本語の歌詞は1番しか聞いたことないけど…?
実は2番もあるのでしょうか?
「まっかなおはなの トナカイさんは〜」で有名な
新田宣夫さん作詞のこの歌詞、
実は1番だけで終わりなんです。
歌詞はこちら
英語の歌詞は
1番→他のトナカイにからかわれる赤鼻のトナカイ
2番→サンタさんに赤鼻が認められる場面
というふうに分かれています。
日本語訳は1番にうまくまとめたので
2番は必要なかったようですね!
5,「赤鼻のトナカイ」日本語訳は9種類以上!
70年以上前からあるこの歌、
日本語訳もなんと9種類以上存在するようです。
新田宣夫バージョン以外の歌詞を紹介します。
服部レイモンドバージョン
2番まであり、「ルドルフ」の名前も。
「お目出度う」「ひゞかせて」など、
時代を感じる部分がありますね。
加藤省吾バージョン
もとの詩にかなり忠実に訳した歌詞です。
トナカイやサンタさんの様子が
伝わってくるような描写です!
福島正二バージョン
こちらはなんと4番まであります!
しかもあいだに英語バージョンも。
終始ごきげんなトナカイです😆
やなせたかしバージョン
アンパンマンの作者、やなせたかしさんの翻訳も!
「トナカイ、きたのかい」と
韻が踏んであって
小さい子も楽しんで歌えそうです♪
石原裕次郎バージョン
石原裕次郎さんバージョンもあると
教えていただきました!
男らしい訳でかっこいいですね✨
6,「赤鼻のトナカイ」は今の時代にぴったりの歌⁉
多様性を重要視している現代ですが、
「みんなと違う鼻が役に立つ」という
この歌、とてもぴったりの歌ですよね!
じつは、元のお話を作ったロバート・メイの
伝えたかったことでもあるのです。
ロバートの妻は病気がちで、
ある日娘に
「どうしてうちのママはみんなと違うの?」
と質問されたことから
この物語が生まれました。
コンプレックスや辛いことがあっても
いつかきっと幸せになれる
という気持ちが込められているそうです。