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youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ
「ぞうさん」は、
1952年(昭和27年)に作られた童謡です。
作詞はまどみちおさん、
作曲は團伊玖磨(だん いくま)さんです。
童謡といえばコレ!と思うほどの
子どもなら誰もが知っている歌ですね。
この歌、単純な歌詞ながら
実はとても奥深いんです。
ダウンタウン松ちゃんも気になった
歌詞の内容を掘り下げてみます!
「ぞうさん」のオススメ絵本も紹介します♪
「ぞうさん」の歌詞
「ぞうさん ぞうさん
おはなが ながいのね〜」から始まる歌。
小ゾウがおかあさんもおはなが長いよ、
おかあさん大好き、と言っている
単純だけどハートフルな歌詞ですね。
松本人志が気になる「ぞうさん」の謎
2016年の「すべらない話」で、
ダウンタウンの松本さんが
「ぞうさん」の話を披露しました。
内容はこんな感じ
「ぞうさん」の歌詞は
誰と誰のやりとりなのかわからない。
人間の子とゾウの子のやりとりだったら
まずゾウがしゃべったことが事件やん!
人間の子が聞いて、ゾウの母さんが
ご本人登場みたいな感じで
「そうよ かあさんも ながいのよ」と
言ってきたのか!?
人間の子が自分のお母さんに聞いてる?
だとしたら「かあさん かあさん」の方が
正しいんじゃないか?
さすが松ちゃんですね😆
こんな短い歌詞からここまで考察するなんて、
想像力豊かすぎです!!
ちなみにオチは「ぞうさん」作者の孫に会って
謎を聞いてみたけど、
作曲者の方の孫だった!という話でした(笑)
今の時代にもぴったりの歌詞だった!
実は、作詞したまどみちおさん自身が
この歌詞について語っています。
「鼻の長くないものから、鼻の長い子象が
『お前は鼻が長いね』と言われ…」
つまり、他の動物と子ゾウの会話なんですね!
そしてこうも語っています。
「子ゾウは鼻が長いことを恥ずかしがらず、
褒められたかのように喜んでいる。
ゾウがゾウであることを喜んで生きている」
ありのままの自分でいい、
自信を持って生きよう!と
ぞうさんは言っているのです。
70年も前に作られた歌ですが、
最近注目されている
「多様性を認める」
「自己肯定感を高める」
というテーマで書かれているんですね!
まどみちおさんは、
人間社会で生きていく上でとても大事なことを
子どもに教えてくれています。
(「ぞうさん」作詞・まどみちおより引用)
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「ぞうさん」のオススメ本
「ぞうさん」の歌に関連する本を紹介します!
絵本「ぞうさん」
0〜1歳の赤ちゃんにおすすめの絵本!
やさしいゾウさんの絵と、
「ぞうさん」の歌詞で大人も癒される♪
まど・みちお詩集 ぞうさん 絵本
人気絵本作家いもとようこさんの
絵とともに読む、まどみちおさん詩集。
絵本になっているのでお子さんにもぴったり!
まど・みちお詩集 ぞうさん ポケット版
「ぞうさん」をはじめとした
まどみちおさんの詩集、文庫版。
自分を肯定し、子どもたちの生きる力になる
詩がたくさん詰まっています。