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江戸子守唄は、「ねんねんころりよ おころりよ 坊やはよいこだ ねんねしな」でおなじみの
江戸時代から伝わる日本の伝統的な子守唄です。
江戸から始まって各地に伝えられた、日本の子守唄のルーツとも言える曲なんです。
「江戸子守唄」の歌詞
江戸子守唄 わらべうた
ねんねんころりよ おころりよ
ぼうやはよい子だ ねんねしな
ぼうやのお守りは どこへ行った
あの山こえて 里へ行った里のみやげに 何もろうた
でんでん太鼓に 笙の笛(しょうのふえ)
意外と歌詞全ては知られてないのではないでしょうか?
最後に「起き上がり小法師に豆太鼓」とつく
バージョンもあるみたいです。
「江戸子守唄」の考察
江戸子守唄は、母親が子守むすめを待ちながら我が子に歌う子守唄です。
(江戸子守唄より引用)
●あの山こえて 里へいった
というのは、子守娘がお盆の時などに自分のふるさとに帰っていることを示しています。
●でんでん太鼓
昔ながらの、棒を回すと左右の玉が当たって音がなるおもちゃ。
最近はこんなかわいいのもありますよ🐰
●笙の笛
本来は雅楽に使われる竹でできた管楽器。
おもちゃの民芸品の笛のことでしたが、長く伝わっていくうちに「笙の笛」に変わっていったようです。
ちなみに、子守唄には子守むすめ側のきもちを歌ったものもたくさんあります。
「竹田の子守唄」や「五木の子守唄」はまさにお盆に帰る(帰りたい)子守むすめの心情を歌っています。
「江戸子守唄」のメロディーは2種類ある!?
江戸子守唄のメロディーは短調(上の動画と同じ)が主流だと思うんですが、
長調バージョンもあるみたいです。
同じ歌詞でもけっこう雰囲気がちがいますね!
どうやら戦中〜戦後あたりの教科書に載っていたようです。
みなさんはどちらがしっくりきますか?
おわりに
「江戸子守唄」いかがでしたか?
youtubeで「日本の子守唄」のメドレーにも入っているので
ぜひ聞いてみてください♪