こもりうた動画はこちら
youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ
「ゆき」は、1911年(明治44年)に文部省唱歌として発表されました。
作詞、作曲者は不明です。
冬といえば1番に出てきそうな童謡ですよね♪
きれいな雪景色が思い浮かぶようで
ほっこりする歌です。
「ゆき」の歌詞と意味
→楽譜をさがすゆき 文部省唱歌
「ゆき」より引用
雪やこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
山も野原も わたぼうしかぶり
枯木残らず 花が咲く
雪やこんこ あられやこんこ
降っても降っても まだ降りやまぬ
犬は喜び 庭かけまわり
猫はこたつで丸くなる
●綿帽子
山や木に雪が積もっている様子。
また、和式の結婚式で花嫁がかぶる被り物のこと。
ちなみに大きなかけらの雪のことを「綿帽子雪」と言うそうです。
●枯れ木残らず 花が咲く
枯れて葉も花もない木の枝に雪が降り積もり、
白い花が咲いているように見えるという例え。
「ゆきやこんこ」が正解というけれど…
最近テレビ番組などでもよく見ませんか?
「ゆきやこんこん」は間違いで、
「ゆきやこんこ」が正しい歌詞!って…
たしかに歌詞の原文には「こんこ」と
書いてあります。
でも「こんこ」の由来には諸説あって、
「雪や来ん来ん」
(雪よ降れ降れという意味)
という説が有力みたいです。
なので「雪やこんこん」と歌っても意味的には間違いではないんです!
さらに「ゆき」は作詞者不明ですが
元になった歌は滝蓮太郎作曲・東くめ作詞の
「雪やこんこん」だろうと言われています。
(歌詞はこちら)
子ども用に改訂していくうちに
「こんこ」と変わっていったのかもしれませんね。
「ゆき」の歌のなかでは雪はふっていない!?
「こんこ」の意味をみてわかるように、
雪よ降れ降れと願っている歌詞だったんですね。
ということは、
この歌のなかでは雪はふっていない、
ふったときのことを想像している歌詞
だとわかります。
犬はほんとうに雪が好き?
「ゆき」で印象的な歌詞、
「犬はよろこび庭かけまわり 猫はこたつで丸くなる」
犬と猫の性格の対比がよくあらわれてますよね。
(「ゆき」より引用)
ですが、本当に犬は雪が好きなのか!?
疑問に思ったので調べてみました。
●犬はいつもと違うことを楽しむ性質がある
●先祖がオオカミなので寒さに強い個体が多い
●気温が下がると身体を動かして体温をあげる習性がある
などの理由で、雪がふるとはしゃいで遊ぶ子が多いみたいです!
ただし犬種や個体によって違いがあり、
●温暖な地域で改良されたり小さい犬種は寒さに弱い
●変化に臆病な性質の犬もいる
ので、雪を嫌がったり寒がったりする子もいるようです。
ワンちゃんが雪を楽しんでいる姿、
想像しただけでカワイイですね〜❤️