「エーデルワイス」は1959年にアメリカの
ミュージカル楽曲として作られた歌です。
作詞はオスカー・ハマースタイン2世、
作曲はリチャード・ロジャース。
映画でも有名な
「サウンド・オブ・ミュージック」で
使われた優美な曲なんです。
原詩と訳、5種類の日本語の歌詞を紹介します!
「エーデルワイス」の英語歌詞
祖国を離れるオーストリア人の役者が
オーストリアを象徴する花、
「エーデルワイス」のことを歌い上げることで
祖国への愛を表現しています。
和訳はこちら。
エーデルワイス、エーデルワイス
毎朝、あなたが私を迎えてくれる
小さくて白く、清潔で明るい
あなたは私に会えてうれしそう
雪の花よ、どうか咲き誇り、成長し続けて
永遠に咲き誇り続けてほしい
エーデルワイス、エーデルワイス
永遠に私の祖国を祝福してください小さくて白く、清潔で明るい
あなたは私に会えてうれしそう
雪の花よ、どうか咲き誇り、成長し続けて
永遠に咲き誇り続けてほしい
エーデルワイス、エーデルワイス
永遠に私の祖国を祝福してください
エーデルワイスが祖国で咲く姿を思い出し、
その美しさが永遠に続けと願うことで
ふるさとへの愛情も表現されています。
アルプスの山に咲くエーデルワイス。
「大切な思い出」という花言葉もあるそう。
背景を知ると泣ける歌詞ですね。
「エーデルワイス」の日本語訳 5種類をくらべてみよう
実はいろんな日本語訳があるエーデルワイス。
世代によっても知っている歌詞が分かれます。
「エーデルワイス×2〜」に続く部分と一緒に
5種類の訳を紹介します!
1. 阪田寛夫 「かわいい花よ」
→歌詞はこちら
素朴で親しみやすい、かわいい花として
エーデルワイスが描かれています。
1番有名な歌詞ではないでしょうか。
今の小学校の音楽の教科書にも載っているので
子どもたちにもこれがなじみ深そうです。
徳山博良 「やさしい花よ」
こちらは昔よく歌われていた歌詞で、
今の50代〜以前で知っている方が多いようです。
少し高貴で、まさに高嶺の花のように
表現してあるのが特徴です。
吉田孝古麿 「真白な花よ」
登山愛好者向けの歌集に載っている歌詞。
原詩に忠実で、祖国を思う部分も出てきます。
山川啓介 「小さなほほえみ」
由紀さおり・安田祥子さんが歌うものが有名。
かわいらしく咲く様子が描かれています。
原梨香 「朝日に映えて」
合唱曲でよく使われる歌詞のようです。(動画では1:05〜)