まっかな秋 歌詞の意味、赤いもの10個を考察!

2023年10月5日

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youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ

まっかな秋」は、1963年に作られた童謡です。

作詞は薩摩忠さん、作曲は小林秀雄さんです。



「まっかだな、まっかだな」から始まる

秋の童謡の定番曲ですね!



歌詞の意味や解説、

歌詞に出てくる赤いもの10個を紹介します!

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「まっかな秋」の歌詞の意味・考察

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秋の真っ赤なものに感動する子どもたちの歌。



季節が秋になり、

景色に赤いものが増えていきます。



葉っぱや実、虫などひとつずつ

赤いものを探していると、

気がついたら空もほっぺたも

真っ赤に染まっていた…



という情景が浮かんでくるステキな歌!

1番ごとに考察

1番では秋の景色で1番に目に入りそうな

紅葉した木々や建物のつたに気がつきます。



大きな夕陽も真っ赤になり、

反射して自分と友達のほっぺたも真っ赤!



秋に囲まれて、季節が変わったことを

感じとっているんですね。

                   

2番は少し視点が近くなり、

カラスウリやトンボの赤さを見つけます。



真っ赤な雲を指差して、あそこにも!と

友達と見つけっこしてるみたい。



「呼びかけている」という言葉から

受け身で感じるだけではなく、

自分から探している様子がみえます。

                   

3番は遠くの焚火の小さい赤も見つけ、

とても秋を楽しんでいる様子。



真っ赤な鳥居までたどりつき、

ほっぺたが赤いのは走って顔がほてったせいも

あるんじゃないでしょうか。



最後は「たずねてまわる」

広範囲に自分の足で探索しているようです。


私はこの歌、子どもたちが「まっかな秋」に


1番で立ち止まって気がつき、

2番で歩きながら興味をもち、

3番で走って探しっこを楽しんでいる…




そんな想像をしてしまいました。



子どもたちの感情の変化を

想像しながら歌ってみると

楽しいかも!

(「まっかな秋」作詞・薩摩忠より引用)

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歌詞に出てくる赤いもの10個

歌詞に出てくる「真っ赤」なもの10個

紹介します!

1.つたの葉っぱ

ブドウ科のつる植物。

木や建物を「つたって」のびるので

「つた」という名前になりました。

秋には赤や黄色に紅葉します。

2.もみじの葉っぱ

shallow focus photography of red leafed tree

秋の代名詞とも言える植物。

日本はもみじの種類が多く、

様々な色が一度に見られるので

「紅葉が世界で1番美しい」と言われています。

3.しずむ夕陽(ゆうひ)

the sun is setting in the sky over the ocean

秋は夕日がきれいなイメージです。

実際夏より空気が澄むので美しく見えるそう。

ちなみに「夕日」

「沈む太陽そのもの」という感じですが

「夕陽」

「沈む太陽の光や、それに染められた周囲の物」というニュアンスが強い言葉なんです。

4.ほっぺた

「夕陽に照らされて」「走ってほてった」

「秋探しに興奮して」
など

色んな理由で赤くなっているのかも。

小さい子はそもそもほっぺが赤い♥


5.烏瓜(からすうり)

10〜11月にオレンジ・朱色の実がなる植物。

空き地や民家にも生えるので、

昔の田舎では身近な植物だったようです。

6.トンボの背中

いわゆる「赤とんぼ」ですね。

赤とんぼ」「とんぼのめがね」にも出てくる

秋の日本の原風景ともいえる存在。

7.夕焼け雲

silhouette of mountains during sunset

夕焼けに赤く染まった雲。

秋の夕焼けは子どもが家に帰る時間

ぴったり合うから印象に残りやすいのかも。

8.ひがんばな

秋のお彼岸(9月下旬ごろ)に咲く花。

昔は田んぼの横によく植えられていました。

真っ赤で繊細な花がどこか少し怖いイメージ。

9.たきび

今はあまり見られませんが、

昔はよく神社や庭の落ち葉などを掃除し

集めて火をつけて処分していました。

一緒に焼き芋をして楽しんだりも♪

10.お宮のとりい

お宮とは神社のこと。

昔は神社も子どもたちの遊び場のひとつでした。

昔の風景がつまっていて
誰もが懐かしく感じられますね♪ 

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