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youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ
「森の小さなレストラン」は、
Eテレ「みんなのうた」で
2023年4月から放送されている
手嶌葵さんの歌う曲です。
作詞は御徒町凧さん、作曲は森山直太朗さん。
ウィスパーボイスで癒される、
メルヘンなかわいい曲…と思ったら
最後の最後で不穏すぎる歌詞に!?
歌詞の考察をしてみます!
「森の小さなレストラン」の歌詞
最初から聞くと、おとぎ話のような
とてもかわいいレストランのイメージが浮かび
素朴なアニメにもホッとする気持ちに…
このまま素敵なレストランで
お食事をして終わるのかと思いきや、
「デザートはありません」で
ん!?となり
死を連想させる文章で終わります。
急にお墓が出てきてびっくりしている間に
終わる、というどんでん返しな歌。
歌詞はなんだか裏の意味が
あるような気がします。
歌詞を見ながらいろんな説を
考えてみました!
「森の小さなレストラン」の考察
説1● 死ぬ時を暗示したストーリー?
人が息絶えるときの孤独みたいなものを
表現したのかな?と最初は思いました。
1人で森に迷いこみ、静かに眠っていく様子。
後半、まわりの人たちが気づいて大わらわに。
その後のごちそう描写は通夜振る舞いか!?
と思ったり。笑
説2● 注文の多い料理店リスペクト?
宮沢賢治の【注文の多い料理店】を
連想した人もいるのではないでしょうか?
〈あらすじ〉※ネタバレあり
2人の紳士が山で迷い一軒の西洋料理店の灯りを見つけます。
その料理店に入ると奇妙な注文が次々と書かれており、
ベルトを脱げだのクリームを塗れだのと指示されます。
そして最後の注文では自分に塩を塗り込めと書かれていました。
さすがにおかしいと気付いた2人でしたが、
時すでに遅く料理店のテーブルには2人を待ち受ける化け猫が…!
たまたまたどり着いたレストランで
「ようこそ ようこそ いらっしゃい」
「メニューはおすすめ そればかり」
と誘われて客がだまされる…という展開。
「予約がない」「空席だらけ」なのも納得です。
説3● 終わりのためのレストラン?
こちらは1番怖い説…。
自分で死を決意した人が行くレストラン。
人生で最後のフルコースを食べ、
素敵な音楽を聞きながら終わりを迎える。
「たらふく食べたらお眠りよ、
それでは皆さんさようなら」
など、死ぬことが自分でわかっているような
描写が気になります。
説4● 意味はとくにない
こちらも捨てきれない説です(笑)
作詞の御徒町凧さんの詩は
直感的なものが多いなと感じます。
歌詞のストーリーを綿密に立てるというよりは
言葉の美しさや語感などを
大事にしている方ではないかと思います。
また、森山直太朗さんの
「生きとし生ける物へ」
「生きてることが辛いなら」など、
生と死をテーマにした曲も多く書いています。
御徒町さんの人生観や感覚を
「みんなのうた」向けに書いた結果、、
なのかもしれません。
(「森の小さなレストラン」作詞・御徒町凧より引用)
「みんなのうた」トラウマ曲に?
「まっくら森のうた」、
「メトロポリタン美術館」など
みんなのうたは完全に子どもむけではないので
幼少期のトラウマ曲になるものもあります。
この歌もそうなりそうですね…!
上の2曲は雰囲気の怖さが圧倒的ですが、
この曲はハッキリと「死」を歌っているので
また違う話題性がありそうです。
みんなのうたの「森の小さなレストラン」歌・手嶌葵、作曲・森山直太朗で可愛いアニメーションだけどどこか不穏な感じが漂ってて明るい谷山浩子みたいな曲だなあと思って見てたら最後にホラーになってびっくり。
— ジェシカ (@carpe_noctem_) April 3, 2023
みんなのうたトラウマ曲ランキング上位に入りそうなすごいの来た…
みんなのうた「森の小さなレストラン」森山直太朗と手嶌葵コラボで素敵ーって思ってたら、、、、、
— そがいる兄さん (@sogairu23) April 3, 2023
急に怖い。#森の小さなレストラン
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