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youtubeチャンネル【リアルこもりうた】 イラスト·アニメーション:ささきまゆ
おばけなんてないさは、1966年にNHK「みんなのうた」で放送された歌です。
作詞は槇みのりさんで、作曲:峯陽さんです。
声優の田中真弓さんや、歌手の木村カエラさんもカバーしている
大人にも人気の曲です!
おばけなんてないさ…と歌いつつ
「悪いことするとオバケがでるよ!」と
言っちゃう問題も考えてみました。
「おばけなんてないさ」の歌詞
→楽譜をさがす
だれもが知っている歌ですが、
実は5番まであるって知ってましたか?
1番はおばけを怖がってますが
2番では出たときの対策を考え、
3番ではともだちになっちゃいます。
最後にはおばけの国まで行ったり…
おばけに対する想像がどんどん広がっていく歌詞ですね♪
こわいけど、興味津々な子供心が目に見えるようです。
絵本もあります!
大人気のおばけ絵本「ねないこだれだ」のせなけいこさんが
この歌の歌詞に絵をつけた絵本を描いています👻
私も持っていますが、ちゃんと5番までの歌詞があって
おばけはこわくないよ!というメッセージもある素敵な絵本です。
子供といっしょに歌いながら読めるところもイイですよ♪
「オバケが来るよ」って怖がらせても大丈夫?
「おばけなんてないさ」を歌い(読み)ながら、
「オバケが出るから早く寝なさい!!」なんて 矛盾したことを言ってませんか?
いつもオバケで怖がらせておきながら、
おばけなんていないという歌も歌うし絵本も読むし、
オバケのパジャマまで買って着せようとしたこともあります。笑
(イヤがって着てくれず...そりゃそうだ。)
●オバケで怖がらせる時の注意点
●「いる」「いない」の矛盾をどう解決するか
に視点をあててみます!
オバケで怖がらせる時の注意点
オバケや鬼などを使って叱るのは
効果てきめんなのでつい言っちゃいますよね!
最近「脅し育児はダメ❗ 」なんて言われてますが、
子どもに「世の中には怖いものがある」と
教え、対応できるようにさせることも大事です。
でも気をつけた方がいいことがあります。
「オバケが来るよ!」とただ脅すだけ、
「悪い子だからオバケを呼ぶ」と オバケ(鬼など怖いもの)の味方につくことは NGです。
悪いことをするとオバケが来るけど ちゃんと親が守ってあげる、 と子どもとの信頼を築くことが大事です。
オバケが「いる」「いない」どっち?と聞かれたら
もし子どもにオバケは本当にいるの?と
正面から聞かれたら...
答えに「いる」or「いない」と断言するのはあまりよくありません。
子どもはオバケが「いるかいないかわからない」ということ自体を楽しんでいるからで す。
本当にいたら怖いけど、見たことのない架空の生き物はどんなのかな...
と 空想することが楽しいんですね。
答えの参考例
●わたしは見たことがないけど、いるかもね
●いないと思うけど、楽しいオバケならいてほしいな
●オバケは隠れるのがうまいから誰も見たことないんだよ~
●信じていればいるし、信じなければいないよ
怖がりすぎるお子さんに
●もし来たらわたしがやっつけてあげる!
●もしいても、この家は明るくてキレイだから来れないよ
●お守りなど、オバケ対策用グッズを置いてみる(子どもと一緒に作っても!)
お子さんに合わせて使ってみてください!
「おばけなんてないさ」でも、 オバケなんていないと言いつつ
「もしいたら友達になりたい」 「オバケの世界はどんなのかな」など、
楽しい空想もしていますよね!
だからこそずっと人気のある歌なんだと思います。